今回は、いわき市に今年オープンした おにぎり“はばり”の 小熊淳太郎(おぐま じゅんたろう)さんにご登場いただきました。
Q「ばはり」という名前は、どんな意味なのでしょうか。
小熊さん)スワヒリ語で“海”という意味があります。
Qなぜスワヒリ語の名前にしたのでしょうか。
小熊さん)僕ら二人でおにぎり屋をやっていまして、アフリカのタンザニアでお店を開きたいと思っているため、タンザニアで使われているスワヒリ語の名前にしました。
Qアフリカでお店を開きたい!?…伺いたいところですが、アフリカについてのお話は次週たっぷりとお聞きします。
今おにぎり専門店ブームですが、小熊さんもどこかで修業されていたでしょうか。
小熊さん)東京都大塚に「おにぎり ぼんご」という店で3年位勉強させていただいて、今年の3月にいわきにお店をオープンいたしました。
Qということは、オープンしてまだ3カ月程度なのですね!お客様の様子はいかがですか??
小熊さん)結構常連さんに来ていただくことが多く、2、3回どころか10回位来ていただいているお客様もいます。
Qどういった特徴のあるおにぎり専門店なのでしょうか。
小熊さん)目の前で握ったおにぎりを提供するので、温かい出来立てをお召し上がりいただけます。
Q人気のメニューを教えたください。
小熊さん)卵黄醤油漬けにそぼろを組み合わせたものとか、変わり種で“クリームチーズ”という明太マヨネーズにクリームチーズを合わせたものも人気です。
あと、いわきの「長久保のしそ巻き本舗」の“末広漬”を使ったおにぎりもあり、末広漬とクリームチーズを合わせることで“いぶりがっこ”のようなシャキシャキして濃厚な味わいのおにぎりも人気があります!
Q全部で何種類あるのですか?
小熊さん)全部で25種類あって、組み合わせを考えると25×25なので…とにかく沢山あります!!(笑)
Q梅雨に入り、ムシムシ、ジメっとしていて、何だか食欲も落ちてしまいがちです。そんな時期に、小熊さんがおススメするおにぎりの具をぜひ教えていただけますか?
小熊さん)卵黄に赤そぼろをトッピングしたものがおススメです!この“赤そぼろ”は、ニンニク、豆板醤、コチュジャンを使ったピリ辛なそぼろになります。
合いびき肉に豆板醤、コチュジャン、ごま油等々の調味料を入れて、炒めるだけで作れます。
卵黄は、卵のままで2日間位冷凍するとカチカチになるので、そのまま取り出すと、黄身だけ固り、白身はトロっと溶け出してくるので、黄身だけ取り出して醤油に一晩漬けると“卵黄醤油漬け”の出来上がりです☆
Q想像するだけでお腹が減ってきます。間違いなく美味しいですね!
それから、おにぎり屋さんのおにぎりって、ノリがパリッとしていてご飯がふっくらで絶品なのですが、家庭で作ると、どうしても海苔やご飯がベチャっとなってしまい上手に作ることが出来ません。家庭でも美味しくおにぎりを作るコツをぜひ教えていただけますか。
小熊さん)僕たちはおにぎりを握る回数を“3回以内”と決めています。3回以内で握ることで、米と米の間に空気が通り、フワっとしたおにぎりに仕上がるので、それを上手く海苔で巻くと上手く出来ると思います。
握るというよりは“手は添えるだけ”という感じです。
プロの方に美味しいおにぎりの作り方を教えていただきました♪早速作ってみます。ありがとうございました!!
おにぎり「ばはり」
◯営業:平日11:00〜15:00
◯住所:いわき市平南町55-4ホンテーヌビル2F
※出張で不在の場合もありますので、お問い合わせてからご来店ください。