番組審議会報告
「放送番組審議会」とは、放送法に基づいて、放送番組の適正を図るため、全ての放送事業者(テレビ局・ラジオ局)に設置を義務づけられている審議機関です。 審議会は、放送事業者の諮問に応じて答申や意見を述べ、事業者はこれを尊重し、必要な措置を取るよう定められています。 ラジオ福島では、1959年以来放送番組審議会を設け、 現在原則毎月1回開催、有識者の方々から番組に対する貴重なご意見を頂いています。
第555回・2025年3月
3月のラジオ福島放送番組審議会には篠木雄司委員ら5人の委員が出席し、会社側からは横山貴一社長ら4人が出席しました。また、委員1人が書面で参加しました。
審議会では、まず新年度のラジオ福島の番組編成について報告しました。大きな変更点は、朝の情報番組レディ・オンが3月31日から放送時間を30分拡大し、
午前6時30分スタートとなります。また、夕方の情報番組オレンジタイムが同じく3月31日から放送時間を5分拡大し、午後4時15分スタートとなります。
その他、午後のワイド番組ラジオでしょう・木曜日はぺんぎんナッツのお二人をメインパーソナリティーに迎え、番組内容をリニューアルします。
番組試聴は、「ラジオでしょう朗読コーナー東北電力 第50回中学生作文コンクール【わたしのエネルギー】」を聴きました。このコーナーはタレントで俳優のなすびさんが
パーソナリティをつとめるラジオでしょう火曜日内で1月にあわせて3回放送したものです。番組内容は東北電力 第50回中学生作文コンクールの入賞作品をアナウンサーが朗読し、
県民の皆さんに紹介するもので、1月21日放送分を試聴しました。委員の皆さんからは「児童・生徒といった若者の考えや思いを聞く機会が少なくなっている現代、
世代を超えて幅広い年代に放送で伝えるのはラジオの強みではないか」「本当に優秀な作品でダイレクトに思いが伝わる。
アナウンサーの朗読も申し分ない。」「なすびさんがこのコーナーのエッセンスになっていて、コーナー構成はうまいと感じた。」
「作文を書いた本人はどんな生徒だろうと興味を持った。今のご時世、なかなか難しいと思うがSNSで写真等を紹介できないものか。」
「10分という短い時間の中で、朗読を中心に据えつつ、背景情報や東北電力の取り組みも触れられており、バランスの良い構成だと感じた。」
「きちんと朗読を伝えた後、ワイド番組の掛け合いでより分かりやすく伝わった。」という意見が寄せられました。
過去の番組審議会報告
番組審議会委員