「放送番組審議会」とは、放送法に基づいて、放送番組の適正を図るため、全ての放送事業者(テレビ局・ラジオ局)に設置を義務づけられている審議機関です。 審議会は、放送事業者の諮問に応じて答申や意見を述べ、事業者はこれを尊重し、必要な措置を取るよう定められています。 ラジオ福島では、1959年以来放送番組審議会を設け、 現在原則毎月1回開催、有識者の方々から番組に対する貴重なご意見を頂いています。

第532回・2022年11月

 11月の審議からお伝えしてまいります。福島市下荒子のラジオ福島スタジオで25日に開かれた11月のラジオ福島放送番組審議会には篠木雄司委員ら5人の委員が出席し、 会社側からは花見政行社長ら3人が出席しました。審議会ではまず、「歌のない歌謡曲」CMコンクール銀賞受賞を報告しました。「歌のない歌謡曲」は月曜日から金曜日の 朝7時半から放送している番組で、今年7月22日(金)の放送が全国第2位にあたる銀賞を受賞しました。このコンクールでは去年、最優秀に当たる金賞を受賞していて、 2年連続の受賞となりました。続いて、会社側が今年度の第46回通りゃんせ基金キャンペーンの概要をお伝えし、昨年度の通りゃんせ基金キャンペーンの浄財により設置した 音の出る信号機の寄贈式が今月21日に県庁で行われ、ラジオ福島の花見社長が福島県の井出副知事に目録を贈呈したことなどを報告しました。 続いて、民放連=日本民間放送連盟の放送基準が一部改正されるのに伴い、ラジオ福島の番組基準の変更が諮問されました。諮問を受け、 審議会は来月の放送番組審議会で妥当かどうか答申することにしました。
 番組試聴は10月2日の午後1時から3時まで放送した只見線全線運転再開記念 新潟放送・ラジオ福島 共同特別番組『乗ろて!乗るべ!只見線!』を聴きました。『乗ろて!乗るべ!只見線!』は2011年の新潟・福島豪雨により甚大な影響受け、 一部区間が不通となっていたJR只見線が10月1日、およそ11年ぶりに全線再開通したことを記念した福島県と新潟県の同時生放送の特別番組です。 委員にはオープニングからのおよそ20分間とエンディング前のおよそ20分間を試聴いただきました。委員の皆さんからは「出演した4人のかけあいのテンポが良く聞きやすかった。」 「後半に放送した他県のリスナーも含めたメッセージはとても良かった」「当日着ている衣装の描写などイメージを沸かせるトークはラジオならではだと感じた」 「新潟の放送局とのコラボ企画は新しい声が多く聞けて新鮮だった。」という意見が出された一方、「只見線の情景が想像できる場面があっても良かったのではないか」などといった意見も寄せられました。

第531回・2022年10月

 10月のラジオ福島放送番組審議会は、今般の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ラジオ福島スタジオでの開催は見送りとし、各委員にご試聴いただく番組の音源を事前にお送りして、 その感想を書面などで頂く「テレワーク」方式の放送番組審議会としました。この方法については民間放送連盟からご助言頂いたほか、総務省東北総合通信局放送部放送課にも許可を頂いております。
 番組試聴は、9月19日(月)から10月7日(金)の月曜日から金曜日の午後4時50分から放送した「童謡のまち ひろの 新時代へつなぐハーモニー」のうち、9月19日(月)、9月21日(水)、9月30日(金)放送の音源を事前にお送りして、 その感想を書面等で頂きました。「童謡のまち ひろの 新時代へつなぐハーモニー」は広野町から生まれた新しい童謡を、広野町の情報とともに県民に届ける特別番組で、広野町で10月8日(土)に開かれた「ひろの童謡(うた)まつり」の 紹介をメインに、広野町の観光や特産品情報などを交えながら広野町で生まれた童謡を毎日1曲ずつ紹介しました。童謡「とんぼのめがね」が生まれ、唱歌「汽車」の舞台と言われる広野町では平成6年度から童謡による町興しとして 「ひろの童謡(うた)まつり」が開催されてきました。委員の皆さんからは「訪ねてみたいと思わせる番組で、とてもよかった。時間を超えてその風景を思い描かせるという、ラジオの強みにあった番組を制作していくことは大切と感じた。」 「広野町が童謡に注目したことは素晴らしく、それを番組で紹介したラジオ福島の企画もとても良かった。」「広野町が童謡の町でとんぼのめがねが広野町にゆかりがあるなど、新たな発見が多かった。」などといった意見が出た一方、 「番組のBGMが童謡の番組のイメージにしてはやや違和感があった。」や「ナレーションの喋りが固いので、童謡を引き立てるあたたかみのある雰囲気がもう少し出せた方がよかったのではないか。」などといった意見も寄せられました。

第530回・2022年9月

 9月のラジオ福島放送番組審議会は、今般の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ラジオ福島スタジオでの開催は見送りとし、各委員にご試聴いただく番組の音源を事前にお送りして、 その感想を書面などで頂く「テレワーク」方式の放送番組審議会としました。この方法については民間放送連盟からご助言頂いたほか、総務省東北総合通信局放送部放送課にも許可を頂いております。
 番組試聴は、8月29日(月)午後7時から放送した「飛躍の夏2022 聖光学院 感動の軌跡」の音源を事前にお送りして、その感想を書面等で頂きました。「飛躍の夏2022 聖光学院 感動の軌跡」は夏の全国高校野球選手権で創部以来初、福島県勢としては 1971年の磐城高校以来、51年ぶりにベスト4入りを果たした聖光学院高校野球部の活躍を振り返る特別番組です。聖光学院の活躍は県内だけでなく、全国の野球ファンを魅了し、多くの感動をもたらしました。 番組では試合の実況音声や選手・監督のインタビューを交え、快進撃の理由や大会中の思いなどを紹介するとともに、準決勝当日、伊達市役所で開かれたパブリックビューイングの様子や大会後に伊達市内で取材した市民の声も織り込み、 聖光学院の飛躍の夏を表現しました。委員の皆さんからは「番組のテーマ曲がイメージに合っていた。結果が分かっている特別番組は何を伝えるのかが難しいが、なぜベスト4を果たせたのかが、とても良く伝わった。」 「音の使い方、アナウンサーの話し方、構成など、とてもわかりやすく、良い番組構成で、聴いていて熱い夏を想い出した。特に、インタビューはキャプテンを含め、選手の素晴らしさを引き出せていた。」 「価値あるベスト4の歓びが選手、監督、関係者の言葉によく表れていて、とてもよい番組だった。」「大会直後の放送でタイムリーな企画だと感じた。実況放送は感動を蘇らせとても良かった。 また、試合後の選手たちの言葉から、やり切った様子が強く伝わる内容だった。」などといった意見が出た一方、「学校の歴史やこれまでの甲子園での戦績などは、もう少しコンパクトにまとめても良かったのではないか。」などといった意見も寄せられました。

第529回・2022年8月

 8月のラジオ福島放送番組審議会は、今般の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ラジオ福島スタジオでの開催は見送りとし、各委員にご試聴いただく番組の音源を事前にお送りして、その感想を書面などで頂く「テレワーク」方式の放送番組審議会としました。 この方法については民間放送連盟からご助言頂いたほか、総務省東北総合通信局放送部放送課にも許可を頂いております。
 番組試聴は、7月4日(月)と5日(火)に放送した「つくるに夢中!ガンバレ!ふくしまの工業高生」の音源を事前にお送りして、その感想を書面等で頂きました。「つくるに夢中!ガンバレ!ふくしまの工業高生」は6月27日(月)から7月22日(金)までの月曜日から金曜日の毎日、 午後2時20分からお送りした福島県内にある13の工業高校を20回にわたり紹介する10分の録音構成番組です。工業高校生による、工業高校生のための番組作りをモットーに、生徒が生徒にインタビューして、 生徒自身が「つくる」このラジオ番組を通じ、ふくしまのものづくりと、ものづくりを学ぶ若者たちを「ラジオ」番組を通して繋いでいきます。 7月4日と5日の2日間は福島県立平工業高校の生徒の皆さんが作りました。委員の皆さんからは「若い人たちが頑張っている姿を生徒自身の明るく、さわやかな声で伝えることで、聴いている地域の人たち、福島の人たちに元気になってもらえる番組だった。」「番組の企画意図は大変すばらしいと感じた。 不慣れな生徒同士の番組で不安を持ちながら聞いたが、明るく明確で歯切れのよい質問は、心地よく安心感すら覚えた。」「どの生徒も明朗快活、しっかりとしたビジョンを持って、自分の夢に向かって着々と歩を進めている事が伝わってきた。」「工業高校の活動を知る機会は少ないので、 なぜ工業高校を選んだのかという背景やどんなことを頑張っているのか、今後の目標など、過去から未来へ繋がっているインタビューでとても良かった。」「2日間にわたる放送を聞いても時間を感じさせない内容だった。自分の夢に向かって日々勉強している若い工業高校生たちに日本の将来を担う期待感が高まる番組だった。」といった意見が寄せられました。 尚、7月は休会でした。

第528回・2022年6月

 6月のラジオ福島放送番組審議会は、今般の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ラジオ福島スタジオでの開催は見送りとし、 各委員にご試聴いただく番組の音源を事前にお送りして、その感想を書面などで頂く「テレワーク」方式の放送番組審議会としました。 この方法については民間放送連盟からご助言頂いたほか、総務省東北総合通信局放送部放送課にも許可を頂いております。
 番組試聴は、4月30日(土)午後6時からお送りした「須賀川創英館高校 開校記念特別番組 ~新たな歴史を紡ぐ!須賀川を駆ける人よ~」の音源を事前にお送りして、 その感想を書面等で頂きました。令和4年4月、長い歴史を誇る須賀川高校と長沼高校が統合し、新生「須賀川創英館高校」が誕生しました。 「須賀川創英館高校 開校記念特別番組~新たな歴史を紡ぐ!須賀川を駆ける人よ~」はその記念すべき開校式の模様や生徒、校長先生、 新しい校歌の作詞を担当した詩人、和合亮一さんのインタビューを交えながら、新たな歴史を紡ぐ「須賀川創英館高校」の魅力をお伝えする15分の録音構成番組です。 委員の皆さんからは「現場に行かなければ聞けない内堀知事の話をしっかり聞けてとても良かった。」「未来に向けての明るい話題と爽やかな印象でとても好感が持てた。 生徒会長の前向きな言葉に感動した。」「これからの福島県を考えた時に、学校の統合は数多く起こり、新しい学校への期待が込められた番組は増えると思う。 今回はそのお手本となる内容だと思った。」「全体的によくまとまっていると感じた。登場人物も多く、それぞれのインタビューにも思いがこもっていたので、 飽きずに聞くことができた。」「このような番組企画は卒業生や地域住民など関係者にとっては興味深い」などといった意見が出た一方、 「和合さんの新しい校歌に取り組む緊張感は感じられたので、和合さんの話の後に校歌が流れるほうが、より伝えることができたのではないか」 や「統合の背景など、ここに至るまでの経緯の説明が少し必要だと感じた。」などといった意見も寄せられました。

第527回・2022年5月

 5月のラジオ福島放送番組審議会は、今般の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ラジオ福島スタジオでの開催は見送りとし、 各委員にご試聴いただく番組の音源を事前にお送りして、その感想を書面などで頂く「テレワーク」方式の放送番組審議会としました。 この方法については民間放送連盟からご助言頂いたほか、総務省東北総合通信局放送部放送課にも許可を頂いております。
 番組試聴は、4月7日(木)と15日(金)のいずれも午前11時15分からお送りした「ふくしま桜紀行」 ~ONLINE SAKURA TOUR~の音源を事前にお送りして、その感想を書面等で頂きました。 ラジオ福島ではコロナ禍でもお楽しみ頂けるよう、去年に続きホームページ上に 「ふくしま、いいとこ。~ONLINE SAKURA TOUR~」を展開しました。 これと連動してお送りしたラジオの生放送・いってみっカー中継「ふくしま桜紀行」 ~ONLINE SAKURA TOUR~はアナウンサーが県内の桜の名所をリポートし、 桜の開花状況やふくしまの魅力をお届けするもので、4月4日から22日までの平日、 午前と午後の1日2回生中継で県内各地の桜をリポートしました。 4月7日(木)は相馬市・馬陵公園の桜中継を佐藤成美ANが、 4月15日(金)は三春町・滝桜中継を嘉数夕稀子ANが担当しました。 委員の皆さんからは「県内の桜の名所が紹介され、特に歴史的な面は勉強になる。 耳から入ってくるラジオと、その場所の歴史に想いを馳せる事は、相性が良いと感じた。」 「桜前線に合わせ、県内の桜の名所を生放送する企画はとても素晴らしいと感じた。 また、ホームページでその様子を確認できる連動性も良かった。」 「丁寧な語り口で良かった、情景も浮かんできた。」 「例年との違いを伝えたことで、多くの県民が知っている滝桜に対して新たな期待を抱かせる内容だった。」などといった意見が出た一方、 「オンラインツアーなので、実際に行ってみたくなる工夫として、BGM等を利用し、荘厳さや優美さを表現しても良かったのではないか」や、 「開花時期になっていない場所の中継もあり、もったいなかった。」などといった意見も寄せられました。

第526回・2022年4月

 4月のラジオ福島放送番組審議会は、今般の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ラジオ福島スタジオでの開催は見送りとし、各委員にご試聴いただく 番組の音源を事前にお送りして、その感想を書面などで頂く「テレワーク」方式の放送番組審議会としました。この方法については民間放送連盟からご助言頂いたほか、 総務省東北総合通信局放送部放送課にも許可を頂いております。
 番組試聴は、3月19日(土)午後5時10分からお送りした「浜通り応援ラジオ番組『明日へ』」の音源を事前にお送りして、その感想を書面等で頂きました。 「浜通り応援ラジオ番組 『明日へ』」は震災・原発事故からの復興を目指す「浜通り」の様々な話題を伝える15分番組で、故郷を盛り上げよう、笑顔や元気を届けようと 頑張る浜通りの皆さんの声や動きにフォーカスしています。地元の放送局として、当たり前の日常が完全には戻っていない現実と、それでも前を向く浜通りの皆さんの姿を 伝えようと、今年の3月も特別な体制で番組を製作しました。この日の放送は去年の秋、原発事故以来およそ10年半ぶりに再開した、浪江町の「ふたば自動車学校」を取材し、 避難・除染・教習車の再購入と様々な困難を乗り越え、迎えた11年ぶりの春、再開の喜びと避難地域特有の教習環境の現実に揺れる複雑な思いに迫りました。 委員の皆さんからは「とてもいい番組・構成だと思った。自動車学校を音で表現するのはとても斬新で、自分の自動車学校のことを懐かしく思い出した。 復興の新しい出発と自動車の出発をかけて、番組を聴いていてスムーズに入ってきた。音で思い出を膨らませることは、ラジオだからこそ出来ることだと感じた。」 「自動車学校が普通にある事が平穏だと考えたことが無かったので、平和な時にある日常という切り口は考えてさせられた。」 「双葉地区の困難な面と日常生活を取り戻そうとする人々の懸命な姿が感じられる企画だと思った。この春、卒業・就職する若者が教習所を明るく巣立っていく 様子が強く伝わった。」などといった意見が出た一方、「音楽と復興をつなげるのであれば、リクエストした人の曲に対する思いなどをコメントで紹介したほうが、 より伝わるのではないか。」や、「震災から10年以上が経ち、次のフェーズに移っているので、もう少し番組のトーンで変えても良かったのではないか。」 などといった意見も寄せられました。

放送番組審議会 構成

委員長
篠木雄司(㈱アポロガス 取締役会長)
委員
本名善兵衛(㈱柏屋 代表取締役会長)
菅野日出喜(菅野建設㈱ 代表取締役社長)
石河美奈(NPO法人クラップス 代表)
今泉仁寿(福島県農業協同組合中央会 常務理事)
社側
花見政行(㈱ラジオ福島 代表取締役社長)
小野則昭(㈱ラジオ福島 執行役員編成局長)
事務局
深野健司(㈱ラジオ福島 編成局放送部部長代理)
加藤尚美(㈱ラジオ福島 編成局編成制作部)