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番組ブログ

番組名:レディ・オン~簡単料理教室・料理のお悩み解決~

2024.04.02(火)心と時間の余裕のために「作り置き」はいかがですか。

 新年度に入り、新生活を始めた方も多いと思います。環境の変化、生活リズムの変化…
そして、家事と仕事、家事と育児など、家事と何かを両立してる方の悩みに多いのは、「今日の夕飯どうしよう…」每日、每日、メニュー考えて、作るのは大変…そんなときは、『作り置き』をしておくと少しは心に余裕ができます。休みの日や、時間があるときに、数品作って保存。『作り置き』したことあるけど、一品の量が多すぎて、結局、残って無駄にしてしまった…なんて経験がある人も、いるかもしれませんが、
この『作り置き』のポイントは
★食べ切れる分だけ小分けにして保存する
★しっかり加熱、味は少し濃いめ
★作った日を書いて、容器に貼る
この3つ。

 作った分だけ全部、1つの容器に入れてしまうと、食べ残った分は日持ちしなくなります。手をつけてしまった料理は、次の日くらいには食べきった方が良いでしょう。
 しかし、しっかり加熱し、味を少し濃いめにして、手をつけなければ、メニューにもよりますが、5日くらいはもちます。日曜日に作れば、金曜日までは夕飯の心配が減るんです。
なので、食べ切れる分だけ小分けにしましょう。
そして、作った日付。
これ大切です。
ナゼなら、覚えてるつもりでも忘れちゃうから…消費期限内に食べきるにも、作った日付は大切です。逆に、まだ消費期限には余裕があったのに、いつ作ったかわからなくなって、廃棄してしまったり…など
『作り置き』作っておけば便利です。しかし、まとめて作るのは大変です。なので、時間と心に余裕があるときに『作り置き』しましょう。何も作れなくても、美味しい惣菜や冷凍食品はたくさん売ってます。そう、作れなくても、食べていけるんです。
料理は楽しく作りましょう。

2024.03.05(火)茹でこぼす、下茹でとは?

以前にも、茹でる、ゆがく、湯通し
と茹で方の調理用語紹介しましたが、
まだあるんです。
茹で方だけで、いくつかあるんでしょうね…
調べれば調べるほど、違いがわからなくなってきます…

まず、「茹でこぼす」ですが

本調理の前に、食材を茹でて、その茹で汁を捨てること。
食材の火通りを良くしたり、ぬめりや、アクを抜くためにやります。
茹でこぼすに向いている食材は
·里芋
·こんにゃく
·牛すじ
·モツ
·ごぼう
·ほうれん草
などです。

気がついた方もいるかもしれませんが
ほうれん草は、ゆがくの表現の時も出てきました。
こうなると、もう大変です…
テストに出たら、引掛け問題みたいですね。

茹でこぼすは、食材によって茹でる時間が違うので、ほうれん草の場合は

さっと湯がいて、茹でこぼす。
と言う表現になるのでしょう。

そして「下ゆで」ですが
本調理の前の下処理のためにゆでることなので、「茹でこぼす」も「湯がく」も「湯通し」も「下ゆで」ということになりますね。

2024.02.06(火)おもち余っていませんか?

お正月用のおもち余ってませんか?
砕いた鏡餅に、買った切り餅…
正月が過ぎた今、どうやって食べる!?
簡単で、手間がかからない料理紹介します。

それは…
「ご飯を炊く時に、一緒に入れて炊く」
です。
簡単に、もちもちのおこわが完成です。

1合に対して、切り餅1個分。
切り餅を小さめに切って入れるだけ。
水分量は変わりません。

小豆も一緒に炊けば、あっという間に御赤飯。
小豆も米と一緒に洗って、小豆の分量と同じ水の量を足して下さい。

炊き込みご飯に入れれば、五目おこわ。

きのこのご飯に入れれば、きのこおこわ。

2023.12.06(水)「ゆでる」「ゆがく」「湯通し」

「ゆでる」
材料の中心まで火を通すため、水や出汁で煮ること。しっかり加熱。
ゆで卵、ゆで豚など料理名にもなっているので、イメージ通りの意味です。乾麺などもゆでるですね。

「ゆがく」
さっと短時間で火を通す。
アク抜きや、野菜の下ごしらえで食感を残したい時。青菜のおひたしなどで、食感を残したい時も、ゆがくになります。

「湯通し」
ゆがくよりもっと短く、さっとお湯をかけたり、お湯にくぐらせたりする。
油揚げの油抜きや、魚の霜降りなど。
ちなみに、魚の湯通しはなぜ「霜降り」というのか…。熱湯をかけると、表面が白くなるから霜降りと言うそうです。

「ゆがく」は、方言だと思っていました。
違う意味だったんですね…
しかし!、「ゆでる」と「ゆがく」を同じ意味で使っている地方もあるようです。

料理用語も奥が深いですね…

2023.10.31(火)11月1日レディ・オン「簡単料理教室~料理のお悩み解決~」のテーマは「水量を表す言葉」

先月に引き続き
料理用語の説明です。
今回は水量を表す言葉
○ひたひた
○かぶるくらい
○たっぷり
の3つです。

水量の少ない順に説明します。

○ひたひた
材料の頭が見え隠れするくらいの分量。
この水量で煮ると、材料がおどらず、煮崩れしにくい。

○かぶるくらい
材料がちょうど水につかり、頭が出ない分量。

○たっぷり
材料がすっかり水につかる(沈む)分量。野菜をゆがいたり、豆を戻すときなどに使う。

「たっぷり」は、言葉のとおりたっぷりなのでわかりやすいと思います。
「ひたひた」と「かぶるくらい」は、ごっちゃになる人も多いのでは…

覚え方としては
帽子を「かぶる」と頭が出ない。頭が出ないのはかぶるくらい

と、してはどうでしようか?

それぞれの水量に向いている料理があるので、覚えておくと便利だと思います。

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