今回も、地域に密着した新しい移動販売車をプロデュースする Automobilestore Anu(オートモービルストア アニュ)代表の 斉藤なつみさんにご登場いただきました!
Q今週もお店でお話を伺っています。お店の名前がとってもオシャレですよね!どんな想いが込められているんですか?
斎藤さん)「Anu」はフランス語で直訳すると“裸”という意味。ありのままの姿で皆で楽しく仕事をしたいという気持ちを込めてこの名前にしました。
Q最初は読めないのですが、一度覚えると絶対忘れない素敵な名前ですね!お店を2021年に立ち上げられて、斎藤さんが代表を務めています。立ち上げようと思ったきっかけを教えてください。
斎藤さん)もともと車が好きで、車の業界に入って5年ぐらい経った時に、お客様ともっと近いお店を作りたい、自分の好きな車を自由に作りたいという気持ちが強くなってきました。今のお店のスタッフが前のお店の時と一緒のスタッフで、相談したら、「じゃあやってみればいいんじゃない?俺も一緒にやる!」と後押ししてもらって、一緒に起業することになりました。
Qお店のスタッフは何人いらっしゃるんですか?
斎藤さん)私を含め3人で運営しています。
Qお店は自分たちで作られたそうですが、大変だったのでは?
斎藤さん)自分たちの手で一枚一枚壁に木を貼って、お店にあるカウンターや机なども全て自分たちの手作りです。
Q車屋ですが、アメリカのカフェのような空間ですよね!
斎藤さん)通りすがりの方からもよく「何屋さん?」と聞かれます。(笑)
Qいつもイベントなどにも出されている水色の移動販売車以外にも、新たに作ってみたい車があるそうですが、どんな車なんですか?
斎藤さん)日産のキャラバン(商用バン)を使って、お店にある雑貨や子供服を飾って販売するような“見せる車”を作りたいと考えていました。お客さんに“こんな使い方もあるんだ!”と思っていただけることが理想です。
Q“ショールームの様に見せる移動販売車”というアイディアは、どこからヒントを得たんですか?
斎藤さん)海外でそういったことをしている事を知って、日本でもできそうなので、やってみたいと思いました。インターネットやインスタなど、今はなんでも出てくるのでよく調べています。
Qそういうのって、やりたい気持ちはあるけれど実現するまでには至らない…という方も多いと思います。それなのに斎藤さんは実現されているので、凄いですよね!積極的な性格は生まれ持ったものなのでしょうか?
斎藤さん)もともと人と同じようにするのが苦手で、自分で“これ!!”って思った事には物凄く一生懸命飽きずにやるのですが、普段は割と飽き性なんです…(笑)自分で起業したきっかけも、母から「あなたは誰かに雇われるのはもう限界じゃない?」と言われたこともあって(笑)また、自分たちの手で一から作り上げることが好きだったというのもあります。
Qこれから移動販売車のビジネスをどんな風に膨らませていきたいですか?
斎藤さん)“移・食・住…全てを移動販売ができる”というのが私たちの夢なので、それこそ物だけではなくサービスを販売したり、“自分の好き”を車の中に詰め込んで色んな方に発信することが出来たらいいと思います。そういうことが出来る方が増えてほしいですね。
Q具体的なビジョンはあるのでしょうか?
斎藤さん)8年後に、出店台数150台、来場者数1万人を目標にした移動販売車フェスを開催したいと思っています。
Qなぜ8年後なのでしょうか!?
斎藤さん)5年だとちょっと早く、10年だと長いので、丁度良く8年を目標にしました。8年後に大きなイベントを開催するのではなく、来年あたりから私たちが主催するイベントを少しずつ始めていって徐々に大きくし、8年後に大きなイベント開催できればと考えています。福島県がバックアップしてくださるくらいのビッグイベントにしたいと今から計画を立てています!!
何事も思いきり行動を起こして実現していく斎藤さんですが、緻密に計画を立てられているのですね!8年後が楽しみですし、これからも応援し続けていきます!!
「Automobilestore Anu」
住所:福島市二子塚字針下駄(県道70号・高湯街道沿い)
<イベント出店予定>
2023年3月11日(土)・12日(日)
福島市「南福島 総合住宅公園展示場」にAnuの移動販売車が出店します。
(子供服や雑貨の販売はもちろん、お子様向けの“スライダー(ペダルが無い自転車)”の乗車体験も行われます。ぜひご家族で訪れてみてください♪