地域に密着した“新しい移動販売車”をプロデュースするお店　Automobilestore　Anu（オートモービルストア　アニュ）代表　斉藤なつみさんにご登場いただきました。（福島市）

Qお店にお邪魔してお話を伺いました。店内にはオシャレなアメリカン雑貨が沢山飾ってあります！齋藤さんのセレクトなんですか？

斎藤さん）はい。アメリカン雑貨が結構好きで、福島市にお店が少なく、私自身もお店に好きなものが置いてあるとテンションが上がるので色々並べて販売しています。子供服もこの辺りでは中々買うことが出来ないアメリカン雑貨をセレクトして置いています。

Qアメリカン雑貨に壁にはカー用品が置いてあって…一見店内を見た限りではどんなお店か分からないのですが、Anuは何のお店なのでしょうか？

斎藤さん）自動車の販売、車検などの整備、板金塗装などを行っている車屋になります。
　
Q外を見ますと、目立つところにキッチンカーが空いてあるんですが、どんな事に使っていらっしゃるんですか？

斎藤さん）Anuで昨年の8月から移動販売車の制作・販売の事業をスタートさせました。外にあるのは自社で使っているキッチンカーになります。イベントに出店をして、キッチンカーを使って食べ物を作って販売しています。私が食べ物を作っています。

Qキッチンカーを使ってお仕事を始めようと思ったきっかけは？

斎藤さん）コロナ禍でキッチンカーのニーズが増えているという事もあったのと、キッチンカー以外にも移動販売車はサービスや物を販売することが出来て優秀なツールだと感じたことがきっかけでした。物でいうと、お店でも販売しているアメリカン雑貨や子供服。それからサービスでいうと、ネイルやマッサージ、ペットのトリミングサロンなど、移動販売車で出来ることは沢山あると感じています！

Q何か刺激を受けた出来事があったのでしょうか？

斎藤さん）海外ではポピュラーで、色んな物をキッチンカーを通じて販売している様子を写真などで見たことがあります。それから、福島市内でも街中と山間部では、買い物をするにも距離的にも差がありますよね。祖母の友だちが山間部に住んでいるのですが、移動スーパーが来てくれた時に、自分の今の生きがいになっていると聞いた時に、移動販売車は社会的な課題も解決できるものなのだと感じました。

Q確かに、山間部ではどうしても車が無いと買い物など不便ですよね…。実際に移動販売車でのお仕事は始まっているんですか？

斎藤さん）イベントなどにお店のキッチンカーを出店していますが、食を提供すること以外の道もあることを自分たちで示したくて。今、商用バン、トヨタのハイエースのような大きい車を使って、自社の雑貨や子供服を販売する車を手掛けています。できれば今年5月以降に稼働できればいいと思っています。

Q直近のイベントで、キッチンカーの出店予定はありますか？

斎藤さん）2023年2月25日（土）26日（日）、二本松市の安達ヶ原ふるさと村にあるお子さんの遊び場の駐車場でキッチンカーを出店いたします。お子さんが沢山いらっしゃるので、ポテトチップスやサツマイモチップス、たこ焼きを予定しています。

Qお子さんが喜ぶこと間違いなしですね！また、このイベント以外にもAnuのオシャレなキッチンカーを見かける事があるかもしれません。ぜひ訪れてみてください♪

移動販売車というと食のイメージがありましたが、斎藤さんのお話を伺って移動販売車のイメージは無限大だと感じました！

次回も、AutomobilestoreAnu斉藤なつみさんにご登場いただきます。お楽しみに♪