ラジオ福島

2024年、世界の平均気温の上昇は
「産業革命以前に比べて1.5℃」を超えてしまった。
でも、まだ食い止められる。
まだ諦めるわけにはいかない。
このまま温暖化が進んだら、
あらゆる生命の営みが脅かされてしまうから。

個人がそれぞれに取り組むだけでなく、
もっと社会の根本からその構造を変えることが必要だ。
だから、ひとりひとりが、もっと声を上げよう。
その声や情報をメディアは束ね、
政府・自治体・企業に届けていこう。
社会を動かす大きな力に変えていこう。

世界がこの目標を定めたパリ協定から10年。
今年は、過去最多となる
169 以上のメディアが参加する。
これだけのメディアが集まって、
何も変えられないということはないはずだ。

個人でできる10の行動・国連広報センター

 持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)は、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択されたもので、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載され、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサルなものです。

 ラジオ福島は、開局70周年を契機に、SDGs達成のための取り組みを推進するため、2022年7月26日、国連の「SDGメディア・コンパクト」に加盟し、SDGsの17の課題解決に向けた活動を進めています。

ラジオ福島の現在の取り組み

●通りゃんせ基金キャンペーン
 1977年、12月24、25日の24時間放送「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」をメインイベントとするキャンペーンがスタートし、以来48回、寄せられた募金総額は5億3,968万7,283万円。 その貴重な浄財は171基の「音の出る信号機」や29基の「音声案内装置」をはじめ、数多くの教育・福祉機器の寄贈に役立てられています。また、現在は募金だけでなく、目や体の不自由な方への理解の促進と思いやりの気持ちを育むことも目指しています。

●地球にやさしい“ふくしま”県民会議
 ラジオ福島は、福島県の恵み豊かな環境を保全し、環境への負荷の少ない持続可能な社会を目指して、県民、民間団体、事業者及び行政等、あらゆる主体が共通認識の下、地球温暖化防止に 向けた取組などの環境保全活動を県民総ぐるみで展開するための推進母体の構成員として活動しています。

●福島県ゼロカーボン宣言
 ラジオ福島は、2050年までの脱炭素社会の実現に向けて、「ゼロカーボン」を目指し取り組むことを宣言し、地球温暖化対策のための活動をしています。 2022年度からは「照明のLED化による二酸化炭素削減」や「エコドライブ」「マイボトル・マイバック」を積極的に推し進めています。

●rfc防災キャンペーン
 2024年の38回目の本キャンペーンでは、新たに「女性の視点の防災対策」「能登半島地震から学ぶこと」「台風とゲリラ豪雨」をテーマに加え、県民の皆様の防災力をアップすることを目的に、福島県と協力して展開しました。2025年も展開の予定です。

●農家の皆さんへ
 ラジオ福島農事番組「農家の皆さんへ」は1955年2月から毎日、農業に関する話題をお届けしている長寿番組です。
・月~土曜日 5:15~5:25
・日曜日 6:15~6:30

●rfc命を守るキャンペーン
 ラジオ福島では、2020年1月に「rfc命を守るキャンペーン」を本格始動し、「防災」「交通安全」「健康」「防犯」をテーマに、全ての「災い」から命を守るためにマイクを通して啓発活動を展開、 「自分事」として捉える意識の醸成に努めています。 テーマに沿った啓発スポットの放送、災害時等の緊急放送及びツイッター活用による情報提供を積極的に行っています。

命を守るキャンペーン

●社内照明のLED化推進
 ラジオ福島では、社内全ての照明のLED化を2022年度からで進めています。