山本不動尊
樹齢100年を超える杉並木を抜けると、山本不動尊があらわれます。大同2年(807年)、弘法大師が東北行脚の途中に護摩壇を築き、八溝山系に住む悪鬼を調伏祈願したのが山本不動の始まりで、 以降、安堵な暮らしができるようになったと言われています。境内を過ぎ、清流に架かる橋を渡り、急な石段(130段)を登りつめると、巨岩の洞窟のもとに、弘法大師尊像が安置されています。春には 「シャクナゲ(4月中~下旬頃)」、「山桜」、「岩つつじ」などが咲き、秋には紅葉が見事です。隣接して山本公園があり、「キャンプ」、「もみじ狩り」、「まつたけ狩り」など、年間を通して豊かな自然を満喫できます。久慈川支流の宮川が流れ、奇岩を洗う清流にはヤマメが泳ぎます。(渓流沿いに、徒歩20分位の遊歩道があります。)