番組審議会報告
「放送番組審議会」とは、放送法に基づいて、放送番組の適正を図るため、全ての放送事業者(テレビ局・ラジオ局)に設置を義務づけられている審議機関です。 審議会は、放送事業者の諮問に応じて答申や意見を述べ、事業者はこれを尊重し、必要な措置を取るよう定められています。 ラジオ福島では、1959年以来放送番組審議会を設け、 現在原則毎月1回開催、有識者の方々から番組に対する貴重なご意見を頂いています。
第546回・2024年4月
4月のラジオ福島放送番組審議会には篠木雄司委員ら4人の委員が出席し、会社側からは花見政行社長ら3人が出席しました。また、委員1人は書面で参加しました。
審議会では冒頭、番組出演者保護に関するラジオ福島の放送基準の変更について報告しました。ラジオ福島は民放連=日本民間放送連盟の放送基準を準用していて、
民放連の放送基準に「SNSなどでの誹謗中傷から番組出演者を保護する」内容の条文が4月1日に追加されたため、ラジオ福島の放送基準にもこの条文を追加しました。
この件については去年10月の放送番組審議会で諮問、翌11月に委員全員が「変更は妥当である」と答申していました。
番組試聴は「名門復活の春 放て光を!学法石川高校」を聴きました。「名門復活の春 放て光を!学法石川高校」はこの春、33年ぶりに選抜高校野球大会出場の切符をつかんだ学法石川高校野球部を取り上げた
30分の特別番組で、3月17日(日)の午後4時半から放送されました。番組では春の甲子園出場決定までの道のりはもちろん、
名門と言わしめる学石野球部のこれまでの輝かしい歴史についても様々な音声を使って振り返りました。
委員の皆さんからは「石川地域全体が応援している様子が伝わってきた。」「これまでの戦いをドキドキ、ワクワクしながら聞いた。名門を期待されているプレッシャーみたいなものも感じた。」
「タイトルがとても良く伝わる。このような特別番組の企画自体が最高で、期待感を感じさせるものだ。」「指導者の力を感じさせる内容だと感じた。」
「テンポが良く、愛のある番組だと感じた。町民を含め、様々な方のインタビューをとても効果的に放送していると感じた。」という感想が出た一方、
「今の話か過去の話しか分かりづらい部分があった。」という意見も寄せられました。
過去の番組審議会報告
番組審議会委員