1920年代に日本とアメリカの友好を深めるため日本全国の子どもたちに贈られた「友情人形(通称・青い目の人形)」をテーマにした演劇公演です。

「友情人形」が現存する荒井小学校の創立150周年記念行事として製作。記念行事としての公演の前に、一般の方にも観ていただける「試演会」を開催します。

◇物語
1944年、荒井村国民学校(現在の荒井小学校)の新任教師・宍倉イネは、学校にあったアメリカ製の人形を「敵性人形」として処分するよう命じられます。この人形は、戦争が始まる前にアメリカから日本中の子どもたちに贈られたものでした。
イネ先生には、子どもの頃にその人形「メリー」と遊んだ思い出があります。「メリー」を壊すように言われたイネ先生は、戦時下の厳しい現実の中で思い悩み…。

◎試演会とは?
『友情人形』は、福島市立荒井小学校の150周年記念事業として製作中の劇です。9月26日に学校の体育館で児童や地域の皆さまに上演する予定です。

この試演会は、本番前の最終調整として、実際の舞台装置、衣装などを使用して公演を行います。皆さまに通常の公演と同様にお楽しみいただけますが、ぜひご覧になった後の感想やご意見をお聞かせいただけると幸いです。皆さまのご意見を反映させ、よりよい公演を目指します。

ぜひ、劇団初の試みとなる試演会にご参加いただき、ご感想をお聞かせください。

• 2408_友情人形プレス文章.pdf

投稿：2024.08.20(火)