番組審議会報告

「放送番組審議会」とは、放送法に基づいて、放送番組の適正を図るため、全ての放送事業者(テレビ局・ラジオ局)に設置を義務づけられている審議機関です。 審議会は、放送事業者の諮問に応じて答申や意見を述べ、事業者はこれを尊重し、必要な措置を取るよう定められています。 ラジオ福島では、1959年以来放送番組審議会を設け、 現在原則毎月1回開催、有識者の方々から番組に対する貴重なご意見を頂いています。

第553回・2024年11月

 11月のラジオ福島放送番組審議会には篠木雄司委員ら4人の委員が出席し、会社側からは横山貴一社長ら4人が出席しました。 また、委員2人は書面で参加しました。 審議会では、まずふくしま駅伝実況中継の放送を報告しました。次にラジオ福島が予定している年末年始の特別番組を紹介しました。
 番組試聴は郡山市制施行100周年記念特別番組「ひらけ 未来へ こおりやま ~次の未来100年に向けて~」を聴きました。 郡山市は今年9月1日、1924年の市制施行から100周年を迎えました。「ひらけ 未来へ こおりやま ~次の未来100年に向けて~」は市制施行100年の節目に、 郡山市の歩みを振り返りながら、市民やゆかりの皆さんの思いにふれるとともに、記念事業として企画された100周年ソングの制作エピソードを紹介する特別番組として 制作されたもので、市長のインタビューや郡山出身で活躍するスポーツ関係者、市民の声、未来を担う若者たちが郡山ゆかりのアーティスト 「GRe4N BOYZ(グリーンボーイズ)」と一緒に制作した100周年記念ソングの紹介などで構成されています。 委員の皆さんからは「郡山市がうらやましいと感じたので、放送としては大成功ではないか。」「30分があっという間で、内容が濃く感動した。 ラジオでも風景が想像できると感じた。たくさん市民へ取材していることが伝わった。」「現在の音源と過去の音源を組み合わせて、 うまく100年の重みを表現していた。」などという感想が出た一方、「番組のテーマがぼやけているように感じた。」 「様々な音源が流れるのはよいが、少し詰め込みすぎの印象があった。」 「番組冒頭を市民の声で始めるのはよいが、理解するのに時間がかかってしまった。」 「BGMの使い方をもう少し工夫してみても良いのではないか。」という意見も寄せられました。

過去の番組審議会報告

こちらから

番組審議会委員

委員長
篠木雄司(㈱アポロガス 取締役会長)
委員
本名善兵衛(㈱柏屋 代表取締役会長)
菅野日出喜(菅野建設㈱ 代表取締役社長)
石河美奈(NPO法人クラップス 代表)
和田光浩(福島県農業協同組合中央会 副参事)
山口小百合(農業法人㈱佐蔵農園 代表取締役)
社側
横山貴一(㈱ラジオ福島 代表取締役社長)
大槻幹郎(㈱ラジオ福島 編成局長)
事務局
深野健司(㈱ラジオ福島 編成局ビジネス・コンテンツ制作部長)
加藤尚美(㈱ラジオ福島 編成局ビジネス・コンテンツ制作部)