キャンペーン情報


福島県内の避難所が閉鎖され、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で避難を強いられた皆さんは、仮設住宅や民間借り上げ住宅などに移りました。しかし、避難所の共同生活から環境が変わり、あらたな心のケアが必要になるなど課題も多く、被災者の支援はまだまだこれからが正念場です。 阪神大震災では、避難所から仮設住宅に移り一人暮らしを始めた高齢者が、誰にもみとられずに亡くなる「孤独死」や「自殺」が相次ぎ、問題になりました。震災発生から5年間で「孤独死」は233人に上り、このうち60歳以上が約64%を占め、約7割が男性でした。震災前の地域コミュニティーが崩壊し、生活が一変した今、最も心配されているのが、この「孤独死」や「自殺」です。また、「うつ病」や「アルコール依存症」にかかる被災者が増加する懸念も高まっています。いずれも家族や家を失った喪失感や先の見えない暮らしへの不安、避難所や仮設住宅の生活でのストレスが原因で、「孤独死」や「自殺」との関係が深いことも指摘されています。阪神大震災での「孤独死」のうち、3分の1から半数が「アルコール依存症」だったとみられています。「孤独死」「自殺」「うつ病」「アルコール依存症」、これらの予防には、まず周りの人が気づくこと、そして互いに支え合うことが大切です。仮設住宅や被災者宅などの巡回や、見守りなど、コミュニティーや地域社会によるサポート体制や心のケア、特に福島県では、地震と津波に加え、原発事故という先の見えない被害を受けており、被災者の心の状態を長期的に見続ける必要があります。大震災から3月で1年、家族や家、仕事を失った喪失感は時間がたってから襲ってくることもあります。キャンペーンでは、番組やCMなどを通して、被災された方たちの「こころの健康」や「自殺防止」のために、みんなで見守り、気づき、そして心をつなぎ、支え合うことの大切さを呼びかけながら、県や市町村、ボランティア団体などの被災者の孤立を防ぐ取り組みや活動、相談窓口などの紹介をしてまいります。「Smile Again Fukushima 『笑顔』 Project」 ラジオ福島は、被災者の皆さんの継続的、長期的な支援に取り組んでまいります。